愚慫空論

写真フリー素材



今回は「写真AC」というサイトの紹介記事

上の画像はもちろん「写真AC」というところからダウンロードしたものです

無料写真素材を提供する「写真AC」のフリー写真素材は、個人、商用を問わず無料でお使いいただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。Web、DTP、動画などの写真素材としてお使いください。



「写真 フリー」あたりのキーワードで検索すると、いくつもサイトがヒットして
「写真AC」はそのなかのひとつ

ぼくは「写真AC」を使っています
それも有料の登録をして使っています
過去の記事にもいくつも使わせてもらっています
まあ 気分が向いた時に 極めてテキトーに貼り付けているだけなんですけど

「写真AC」の紹介とか言いながら
実は似たようなサイトならどこでもいいと思います
というか ぼくには違いがわかりません
フリーの素材を探していて どういう理由だったかは忘れましたけど
たまたま「写真AC」を使い出すようになった

たまたまです
それ以上に理由はありません
 
たまたま紹介するのは「写真AC」ですけど
そのようなサイトを紹介するのは
そのビジネスモデルがいいと思うから




多くの人から「素材」を集めてさらに多くの人に提供する仕組み
ただ提供するだけではなくて 著作権をフリーにして提供する
とても賢いやり方だと思います
ネットの流布で 著作権問題は厄介になってしまいましたから


ぼくが思うに 著作権という考え方は もはや時代遅れです
ネット時代に合っていない

とはいえ その逆の考え方をする人たちも大勢いる
ネット時代だからこそ 著作権は保護されるべきという考えです

確かにクリエイターにしてみれば 著作権が保護されないと収入が危うくなる
収入が危うくなると 貨幣経済の中で生き延びるのが難しくなる
だから著作権保護は重要だとなる
それはその通りです



それはその通りなんだけど 著作物を受け取る方からすれば
現在の著作権保護のあり方は利益に反します

著作物は受け取ってみないことにはその価値はわかりません
本は読んでみなければ その価値がわからない
絵は見てみなければ その価値はわからない
音楽は聴いてみなければ 映画は観てみなければ わからない
ごくごく当然の道理です




著作物は その価値を認め
そこに対価を払ってくれる受け手がいないと成り立たないのに
現在のシステムでは その受け手の権利が阻害されてしまっています

著作物の価値は受け手が決める
 情報の価値は受け手が決める
そもそも情報とは「そういうもの」です

なのに著作権のおかげで 情報の価格は予め著作権者が決めることになっている

貨幣経済社会においては

 価値=価格

その社会の中で売りに出すのですから
情報の価値はその価格とイコールならなければならないはず
けれど 実際のところはそうはなっていません


誰もが経験があるはずです
本を買って読んで失敗したと思ったこと
CDを買って音楽を聴いて失敗したと思ったこと
映画館の入場料を支払って映画を観て 失敗したと思ったこと

 金返せ! と思ったこと

こうした失敗を生んでいるのは 社会のシステムが販売しているのは情報そのものではなく
情報へのアクセス権にすぎないとから
アクセス権を支払う者にだけ 情報の価値を検討する権利が与えられる

が 価値を検討はしても 価格を決定する権利は与えられていません
貨幣経済社会においては 価値=価格のはずなのに


つまり著作権とは 実は貨幣経済社会の原理を歪める障害です
資本主義が重んじるイノベーションとは 
そうした障害を融解させていくことが本義です

けれど そのイノベーションも著作権にはなかなか届きません
その理由は 著作物の受け手が著作権という虚構に囚われているから
受け手が受け手にとって都合のよい仕組みを考えることを
過去の蓄積からの虚構によって阻まれてしまっているから


過去においては 情報のアクセス権の販売というのは合理的でした
たとえば本です



「本」とは 情報が掲載されている物的存在のことですが
「本を読む」と言うと 情報を読むことを指します
つまり「本」とは 物質的存在であると同時に情報のことでもあった
「本」という物質的存在がなければ情報にアクセス出来なかった

ネット上の情報は違います
もちろん ネット情報であっても 物質的存在は必要
が 情報に接する物質的存在と情報そのものの購入先が違います

情報に接する物質的に存在にも対価を払うと同時に
情報へのアクセス権にも対価を払う
情報へのアクセス権は それが物的存在と同一であった時代には合理的でしたが
情報へアクセスする存在と 情報そのものが切り離されている現在では不合理

これは時代の変化 テクノロジーの発展に伴って生まれた現実です
その現実に合うようにテクノロジーを用いるようにするのがイノベーション


著作権そのものを融解させるには
貨幣経済の駆動原理にまで変化を及ぼす必要があります
現行の貨幣経済は 物質的存在の価値を基準にして組み立てられています
それは希少性の経済ですが
情報の価値の原理に従った経済は 過剰性を原理とする経済になる
かつてバタイユが「普遍経済」として構想した経済です


と またまた話は大きくなってしまいましたので 最後に話を「写真AC」に戻します

こうしたピジネスモデルを支持するのは 
著作権という情報の原理を阻害するものを排除するモデルになっているからです
それは小さな一歩かもしれませんが
ネットの時代に合った原理の実現へ向かうものだと思う
だから ぼく自身お金を払って支持するし 紹介もするというわけです

そうした方向性へアンテナを多くの者が持ち
実際にその選択を実行することが
未だ到来しないイノベーションを招き寄せることにつながるとぼくは考えています



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