愚慫空論

けっこう忙しいぞ

かなり忙しい毎日を過ごしている。

粟島へは1月5日にやってきた。軽トラックに荷物を満載し、家内と犬2匹を連れて。

家内は2泊して山梨に帰った。3月後半からこちらへ移住してくる予定。犬2匹は、ともに島へ居残り。

粟島では、来年度から「しおかぜ留学」という事業を始める。いわゆる山村留学だ(粟島浦村は漁村だけど)。

  粟島しおかぜ留学Facebookページより

しおかぜ留学の「学習」

しおかぜ留学は粟島浦小中学校での学びだけではなく、日常の暮らしの中にある様々な「学び」と「習い」を基本においた暮らしを提供し、暮らしの中で子どもたちが育つという「命の本質」を大切にする活動です。その暮らしの中心となる「自然」「生活」「命の教育」の三つについてご紹介いたします。

島の自然(粟島の自然力)
・子どもと自然
しおかぜ留学では子どもたちと自然との関係を大切にしています。粟島には美しい海、美しい山、新鮮な空気、美味しい湧き水と自然の恵みで溢れています。子どもたちはこの自然の中でゆったりとした時間を過ごし、のびのびと生活することになります。
 粟島の四季は、劇的な変化を私たちの暮らしに与えます。その四季は、日本人が持つ自然への豊かな感性を育み、心を育てると共に、自然の厳しさや自然との正しい暮らし方を学ぶ良き教師として存在します。これらの環境を通じて、子どもたちは自然から「生きる力」を獲得して行きます。
・環境教育
 粟島の豊かな自然をより良く子どもたちに伝える為に、しおかぜ留学では、「環境教育」に力を入れています。自然を理解するための支援者としてのインタープリター(自然案内人)が提供する自然体験や粟島馬でのホーストレッキング、粟島に研究や現地調査で訪れている大学の方々からのレクチャーなどを通じて、子どもたちに環境教育を提供していきます。

しおかぜ留学の暮らし(島暮らし力)

・粟島の「食」

「しおかぜ留学」の日常におけるもっとも重要なことは「食」であると考えています。
 成長期の子どもたちが、安心で安全な食べ物をバランスよく食べることができる環境、食べ物に感謝してその命のありようを感じ取ることの出来る「食育」環境。毎日、そういった環境の中で食事を提供します。
 粟島には、八百屋さんも肉屋さんも、魚屋さんもありませんが、島で食べられる食事の9割は地産地消の食材によって構成されています。地元でとれた食材を、顔の見える関係から提供して頂き、その食材を丁寧に料理して子どもたちに提供します。
・子どもと「仕事」
 しおかぜ留学の暮らしの中で、大切にするもう一つのことは島での仕事です。子どもたちにはいつでも仕事があり、手伝いができ、達成感のある様々な仕事体験があります。
 粟島の基幹産業である漁業のお手伝い、自給自足に近い暮らしを支えている農作業のお手伝いなど、島の暮らしを支える仕事に積極的にかかわります。
 また、島の暮らしには、季節に合わせた様々な行事があります。行事は伝統的な仕組みを今でも維持する貴重な文化遺産であり、そういったことに、子どもたちが日常的にかかわることができるのも「しおかぜ留学」の特徴です。春の島開き、夏の盆踊り、秋の神社のお祭り、小正月などなど様々な文化行事があり、これらの行事に参加できる環境があります。

・命の教育と「しおかぜ留学」

 しおかぜ留学では「命の教育」を提供します。「命の教育」は、今までご紹介した「特色ある教育力」「島の自然力」「島暮らし力」の三つの力と連携して産まれる教育です。
 この連携を保障する為に、村民が一丸となって子どもたちを支援する組織「育つ会」を運営し子どもたちを支えます。
 また、「しおかぜ留学センター」は具体的な日々の活動と暮らしをサポートします。
 粟島の大人たちは、子どもたちにいつでも無償の愛を注いでくれる存在です。声をかけ、辛いことはないか? 寂しくないか? など、子どもたちを暖かく見守ってくれます。
 粟島で子どもたちが「育つ」環境は「命の教育」と直結します。粟島には、「命の教育」を提供できる環境が整っています。
 この環境からさらに「命の教育」を一歩進めた活動が「牧場の暮らし」活動です。この活動は粟島最大の特徴であり「命の教育」を根本的に支える重要な活動です。

・牧場の暮らし

粟島には、「ホースパーク」と呼ばれる「命の教育」の拠点施設があります。この施設を利用した様々な活動が毎日の日課として実施されます。 
 馬の手入れやお世話などの活動を通じて、豊かな感情を育て、乗馬練習によってバランスの良い身体の発達を促し、しおかぜ留学を経験したすべての子どもたちは、野山を馬に乗って走り回れるようになります。
 また、馬との関係構築によってコミュニケーション能力を獲得し、獲得したコミュニケーション能力によって、様々な関係性が深まり、問題解決能力も向上します。
 もちろんホースパークで暮らすのは馬だけではなく、様々な生き物が暮らし、多様な命の存在を保障しています。


私が粟島へやってきたのは何かの縁だけれど、それがまた巡りめぐって、このしおかぜ留学、それも子どもたちを受け入れる寮の運営を担当することになった。もちろん、それだけに終始するつもりはないけれども。

現在はまだ留学生は来ていない。来るのは4月から。目下の仕事は、しおかぜ留学そのものの立ち上げ。大枠はすでにできあがっているのだけれど、詳細を詰めなければならないことはたくさんあって。一応、粟島浦村が主体となってやる事業なので、役所との打ち合わせがかなり面倒。そして書類作成。留学希望者への対応。

こういった営業的な仕事は経験がないわけではないが、かな~り久しぶり。やっと調子が出てきたという感じ。

調子が出てきたのは日常生活も同じ。しおかぜ留学は、実質的にはNPO法人インフォーメーションセンターというところが回していて、ここが牧場を経営しているわけなんだけれど、現在はそこのスタッフと共同生活。食事を作ったりなんだりかんだり、なんとか様子がわかってきた。

そして牧場関連の仕事。仕事といっても、こちらは別に義務ではないのだけれど。私自身がやりたいので。厩舎の掃除からはじまって、馬の手入れと運動の練習。「運動」は、一般的には「調教」とよばれるのだけれど、ここでは調教という言葉は使わない。馬は“頼るべき相手”なので。

ボロ取り

毎日欠かせない作業が、ボロ取り。馬房の馬糞を掃除する。一晩で、このくらいの量になる ↓

ボロの山


馬糞はこんなふうに貯めておいて、こんなふうに使ってもらっている。

130121d.jpg 130121e.jpg


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粟島の日本海側の様子。小島は立島という。オオミズナギドリの営巣地なんだそうだ。


コメント

2週間じゃ、まだまだ落ち着きませんよね。 (^_^;)
少しづつ、よい形になっていきますように。

アキラさん、こんにちは。

まあ、暮しの方は半月やそこらでは落ち着きませんよね。もうすでにずっと以前からこの島で暮らしているような顔で振る舞ってはいますけど。厚かましい性格なので。

ところで。

アキラさんはこちらへ遊びに来てくださる、という話をしてくださっていましたけれども、うまく行けば、お仕事でお招きするということができるかもしれません。馬の大将がもともと野口整体には興味もあり、かなり知識もあって、是非、呼ぼうよ、と言ってくださっています。

仕事でということになると、プランニングをして、いろいろアキラさんと詰めなければならない面倒なことも出てくるのですが、また、現状はまだそんな余力が私にはないのですが、将来の方向性として、いかがなものでしょうか?

あはは、愚樵さんらしい。(^o^)

仕事として・・というのも、もちろん喜んでお受けします。
いろいろ回り出して、流れてきたときに、どこかできっといいタイミングがあるのでしょう。

とにかく今年のどこかで、様子を伺いに行きますよ。(^^)/

はじめまして

ふとしたきっかけで、愚樵さんのブログを知りました。内山節さんを検索したらぶつかったのです。上のブログは内容的には、アメーバブログの「牛山馬男のぶらぶらブログ」というのと同じものです。主にそっちに書いたものをこちらに移動させています。突然前記事がなくなっても大丈夫なようにです。

お読みになっている本と、読書の感想に惹かれるものがありました。私は愚樵さんと違って中途半端な生活ですが、今後の日本人の行く末を考えるとき、愚樵さんのライフスタイルには考えさせれます。

私こそ空論なので、「何言ってるんだか・・・」と思われることと思いますが、よろしくお願いします。

時々、コメントさせていただくかもしれません。

牛山馬太郎さん、はじめまして。

しばらくお留守にしているブログですが、こうやってコメントを頂けると嬉しいですね。ぼちぼち再開しろよ、というサインでしょうか?

リンク先のブログを拝見しました。「透明な馬は語る」。そう、ちょうど先日、ある馬力学会という催しの同じような言葉を聞きました。それは「空の馬に乗っている」というもの。「空」というのは仏教的な概念ですが、私たちは、空の馬に乗っているのもかかわらず、それを見事に忘れてしまっている。そんな話でした。

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“愚樵”改め“愚慫”と名乗ることにしました。

「空論」は相変わらずです (^_^)

      

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