愚慫空論

《物》の原理は専有、《情報》の原理は共有

前提1:【私】が存在する。【私】以外の【他者】が存在する。


【私】は【他者】を、【私】に備わった〔感覚〕を通じて捉える。
【私】の〔感覚〕によって捉えられている【他者】の状態を《物》と呼ぶ。

【私】は《物》を〔意識〕によって捉え直す。
〔意識〕によって捉えられた【他者】の状態を《情報》と呼ぶ。


前提2:【私】は〔人間〕である。


【他者】のなかで、【私】と同じ〔人間〕であるとの《情報》が付与されている【他者】を【他人】と呼ぶ。

【私】は【他人】と《情報》を共有することで〔人間〕となり、共同体や社会を営む。

→《情報》の原理は共有である。
 共有物である《情報》を生み出す〔意識〕は、同一性を志向する。

《物》は、【他者】が共有態様である《情報》となる以前の、【私】の〔感覚〕のみによって捉えられている状態の、【私】のよる【他者】の専有態様である。

→《物》の原理は専有。
 専有物である《物》を生み出す〔感覚〕は、差異性を志向する。

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