愚慫空論

私たちの消費生活は、まもなく突然死する?

どう考えても奇妙奇天烈なこの事件。

2邦人所持の米国債、大半は偽造 伊当局捜査

 【ローマ=南島信也】総額1345億ドル(約13兆円)相当の米国債をイタリアからスイスに持ち出そうとして、日本人2人がイタリア財務警察に身柄を拘束された事件で、所持していた米国債の大半が偽造されたものであることが分かった。イタリア捜査当局は日米両捜査当局とも連携しながら、入手ルートや背後関係などの捜査を進めている。

 伊当局などによると、2人は今月2日、ミラノ市内のホテルに宿泊、翌日にミラノ中央駅から普通列車に乗った。国境を越えてスイス側に入ったキアッソ駅で、2人を尾行していた財務警察の捜査員が所持品を調べたところ、二重底になったカバンの底に額面5億ドルの米国債249枚などを隠し持っていた。
(asahi.com 6月16日配信記事より )

renshiさん経由で知った情報分析が恐ろしい。

『ミラノの奇妙な事件』(ビジネス知識源:特別号)

若干の金融知識も持ち合わせていない私には、リンク先の記事を書いた著者が行った論証の正誤は判断できません。できないけれども、上述「ミラノ事件」は、何かがおかしいと感触だけは否めない。

ちなみにこんな情報もあります。
「カリフォルニア州 デフォルト」で検索してみてください。

これらを眺めていると、7/28にカリフォルニアが破産するかもしれない、という情報が得られます。カリフォルニアが破綻するとどうなるか? カリフォルニアの経済規模は、いまBRICsの一端として著しい経済成長を遂げているブラジル一国よりも大きく、しかも、カリフォルニアの債権は米連邦政府が直接保証しているといいます。素人の私などがこういった情報から安易に想像するのは、
カリフォルニア破綻→アメリカ破綻→アメリカへの日本の債権が紙くずに→日本も破綻→円が紙くずに
という連鎖です。

まったく根拠はありませんが、奇妙奇天烈な「ミラノ事件」のわけのわからなさは、「安易な想像」の 裏打ちであるような気がして仕方がない。

「安易な想像」が、ほんとうに安易な想像であることを願います。

コメント

杞憂

中国の杞の国の人が、天地が崩れて落ちるのを憂えたという故事成語があります。
もちろんこれは「ありもしないことを憂う愚かさ」を嗤うものですが、実際のところ、人間に天地は支えられないのだし、崩れてくれば死ぬだけなのだから、心配するだけ無駄とも言えます。

ドル/円が紙くずになる、というのもこの類と思います。世界基軸通貨が紙くずになるほどの経済崩壊ならば、もはやどんな政府にも止める術はないでしょうし、そんな世界ではもう、金塊だろうがユーロだろうが何も買えはしません。まさに「北斗の拳」の世界です。

せいぜい身体を鍛えて農地を確保しておくくらいでしょうかね? 都市に暮らす人間はみな飢えて死ぬでしょうから、楽に死ねるように自殺用の毒薬でも用意しておいたほうがいいかもしれません。

杞憂であれば、上々

しかし、貨幣なんてものは所詮人間が作り出したものですから、その価値崩壊が“杞憂に過ぎない”なんてことは原理的にはないことですよね。

まあ、正直なところ「突然死」は飛躍しすぎだと私も思っていますけど、日本政府やOECDが発表したような「世界経済の底打ち」なんてのは、マユツバモノでしょう。

あれらを「大本営発表」だろうと受け止めておくくらいがよいと思ってますが...。

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「空論」は相変わらずです (^_^)

      

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