愚慫空論

小沢代表へ企業献金?

民主党小沢代表の公設第一秘書が逮捕。ネットの住民としては、予想された範囲を超えないし、タイミングもドンピシャといった感じで、どうにも政権側の「仕掛け」といった印象が拭えないのですが。

この印象はあくまで予断をもった印象でしかありません。またネット上には、こうした印象を補完してくれる情報はたくさん転がっています。それらを取り上げて、自身の印象を強調するのもありなんでしょうが、それは他の人にお任せするとして、報道を見ながら浮かんだ素人の疑問を提示させてもらいます。

今朝のNHKの報道を見ていますと、小沢代表への献金は西松建設からの企業献金だとなっていました。その構図は

西松建設 → 社員に給与・ボーナスを上乗せして支払い 

→ 社員と家族から西松建設OBが代表を務める政治団体へ献金

→ これら政治団体から「○×研究会」やらを経て小沢代表の「陸山会」へ

となっていました。そして、この構図全体を「企業献金」としたのですね。

えっ? と思いました。社員に給与・ボーナスとして支払われた? たとえ上乗せ分があったとしても、所得税が適正に処理され支払われていれば、法的にはどこをどう見ても企業献金とは言えないはずなのですが? これは恣意的な報道ではないのでしょうか?

西松建設と小沢代表・陸山会とがただならぬ関係にあるのはおそらく事実でしょうね。あくまで素人の想像ですが、それでも常識と考えていいと思います。けれど、それは小沢氏側が主張するように「適切」ではなかったのでしょうか? 政治家がいう「適切」は、たいてい後から適切でないことが判明するものですけれど、恣意的であることを疑わせる報道に接してしまうと、どうにも当初の「印象」が補完されてしまうのを防ぎえない。それが中立公正なはずの報道機関によって報じられたものであったなら、尚更です。

追記:上で記した「構図」について、NHKのニュース映像からキャプチャしました。

企業献金

コメント

それにしても...

この逮捕劇で、もとから高くはない民主党への支持が、さらに揺らぐのは間違いないでしょうね。また、だからといって自公・麻生への支持が高まるとも思えない。政治自体への不審が高まるだけのことになるのでは?

経済がとんでもない状態になって、そうでなくとも政治の強力なリーダーシップが期待されているときに、この体たらく。この状態のままいくと、日本は無政府状態になるのではないか...なんて心配してしまいます。

報道以上のがあるかも

東京地検特捜部は、政治家が最も怖れる組織なので、政権側の「仕掛け」の可能性は極めて低いですが、私が以前指摘していた「企業団体献金を禁止しても、個人献金で実質的な企業団体献金はできる」ということが、遂に実現しました。構図も、昔、私が発言したことそのものです。
もちろん、共産党系のとあるブロガーからは、ものすごく反抗的態度を示されましたが、彼の考えが完全に誤りであり、私の考えが完全に正しいことが、次々と起こっています。

と、暴走しましたが、本論に戻ると。

>えっ? と思いました。社員に給与・ボーナスとして支払われた? たとえ上乗せ分があったとしても、所得税が適正に処理され支払われていれば、法的にはどこをどう見ても企業献金とは言えないはずなのですが? これは恣意的な報道ではないのでしょうか?

まず、愚樵さんの悪い癖を指摘しておきます。
安易に「恣意的な報道」という文言を使う癖を直すべきです。
>今朝のNHKの報道を見ていますと、小沢代表への献金は西松建設からの企業献金だとなっていました。
>そして、この構図全体を「企業献金」としたのですね。
これは東京地検特捜部が被疑者に対して示した容疑とその内容ですから、どの報道機関も「恣意的」に報道しているわけではなく、事実に極めて忠実に報道しています。

その上でいえば、政治資金規正法等に違反しているかどうかについて、ダミー組織を作り、献金を前提に報酬を上乗せして支給して、「個々人の自由意思による献金」という形式で行っていたわけで、少なくとも西松建設側は、違法献金の実態を隠ぺいする意図があったことは確実。それも極めて悪質な手口ですから、無罪にはならないと思います。

問題は今回逮捕された小沢氏の秘書ですね。
西松建設側の献金の実態を承知していたかどうかが、鍵になると思いますが、これが微妙ですね。これは、どのような証拠を東京地検が握っているのかがわからないので、論評は避けたい。

この時期に逮捕になったのは、おそらく衆院の総選挙が任期満了の9月に行われると東京地検特捜部が踏んだからだと思います。東京地検特捜部は、自身の行動が政局に影響を与えることを嫌がるので、解散総選挙が近いと、むしろ強制捜査も逮捕もしないでいるのが普通です。ホリエモンの逮捕も、実は2005年の総選挙前後に予定していたのが、出馬が決まったために取りやめたという話もあるぐらいです。

ただ、政治資金関連ですが、歳費が安すぎるとこうなります。共産党や公明党みたいに、組織で資金を集めるならばともかく、自民や民主は、基本的に議員個人の資金力がなければ、政治資金が十分に集まらない。中田宏横浜市長は、衆議院議員時代にローンを完済して間もない車を売って政治資金を調達したそうです。
支給額は総額で3000万~4000万ですが、議員会館は無償利用できても、地元の事務所は家賃も光熱費も、公設秘書は3人まで、あとのスタッフの給料は全部自前ですよ。
政治とカネの問題を解決するならば、政治献金を全廃する代わりに、歳費を1人1億以上は支給すべきです。歳費を削減するわ、企業献金はダメだわって、打ち出の小槌なんてないんですから。

違法性の認識

違法性の認識といっても難しいですね。
小沢代表の秘書は否認しているとか・・・
一方、毎日新聞によると、検察がダミーと認定する団体からの献金を受けていた自民党の政治資金管理団体と自民党議員の団体では、ダミーとされる団体住所を、ダミーとされる団体本来の住所ではなくて、西松建設の住所で記載しているとか、こちらの方が決定的に違法性の認識があることの証明になりそうですが・・・
どうして、先ず、小沢代表の秘書が逮捕なのでしょうかね~?
最大の目的は小沢代表の辞任にあるのでしょう。
米国盲従破棄、売国族一掃、官僚腐敗根絶には、小沢代表でないと出来ないのではという気がします。
今回の件で、政権交代しないと全てが腐敗すると思ってしまいました。
民主党にも政権交代の試金石ですね。
それとマスゴミの必要性、真価も問われていますね。
テレ朝の古館くんは、早速、小沢代表辞任不可避と煽っていましたね。
マスゴミの汚染度調査するにもいい機会です。
選挙対策としてはちょっとフライングでしょうか?
与党は、第二、第三のスキャンダルも予定しているようですが、選挙では、与党は、国民の任期中何をしたかが問われることをお忘れなくと思ってしまいます。
与党も、いろいろ画策しても、返り血を浴びるのが関の山でしょうか?

PS 最近、コメント欄も百花繚乱ですね。
   毎日、不謹慎にも楽しんでいます。(笑)

scotti様

>どうして、先ず、小沢代表の秘書が逮捕なのでしょうかね~?

西松建設からの政治献金の金額が、小沢代表がズバ抜けて多いからです。小沢代表の事務所からメスを入れないで他にメスを入れた方が、むしろ不自然ですよ。

>最大の目的は小沢代表の辞任にあるのでしょう。
>米国盲従破棄、売国族一掃、官僚腐敗根絶には、小沢代表でないと出来ないのではという気がします。

米国盲従や売国奴の定義がわからないので、これには言及できません。
官僚腐敗根絶ならば、野田氏、前原氏、枝野氏が主導権を握り、現場対応として古川氏、長妻氏や馬渕氏が取り組めば、小沢代表よりも成果が上がると思います。

>与党は、第二、第三のスキャンダルも予定しているようですが、選挙では、与党は、国民の任期中何をしたかが問われることをお忘れなくと思ってしまいます。
>与党も、いろいろ画策しても、返り血を浴びるのが関の山でしょうか?

それがあるとしても、よほどのインパクトがあるものでもない限りは、選挙が終わるまでは、それが表に出ることはないと思います。
与党に対する世論の支持は、総選挙で歴史的惨敗の可能性すらある状況です。仮に勝ったとしても、公明を含めても2/3以上の多数を確保する可能性はゼロに限りなく近い。そうなると、参院の「ねじれ」がモロに効いてきますから、今、自民公明が民主党対策で考えることは、次の総選挙対策よりも、その次の総選挙、つまり、民主党が与党の状態になってからの信用失墜を狙う方が効果的です。
選挙までにscottiさんの懸念が全部出た方が、むしろ民主にとってはありがたいですよ。株では、「悪材料が出尽くした」という状態になれば、その銘柄は株価が上がるわけです。

わくわくさん、scottiさん

安易に「恣意的な報道」という文言を使う癖を直すべきです。

それはごもっとも(苦笑)。私もいろいろと考えてみましたが、

東京地検特捜部が被疑者に対して示した容疑とその内容ですから、どの報道機関も「恣意的」に報道しているわけではなく、事実に極めて忠実に報道しています。

と捉えるのが正解でしょう。今後、気をつけることにします。

まあ、しかしです。それにしてもこの報道では何もわからないのですね。追記に「構造」の画像を挙げましたが、まず、報道への疑問は「ボーナスへの上乗せ」。ボーナスと言うからにはこれは表の金のはずで、そう受け止めるのが通常ですよね。けれど西松で問題なのは、外為法違反で作ったとされる裏金でしょう? その裏金があるからこそ地検特捜部も強制捜査に入ったはずなのですが、そこは全く出てこない。表の金の話ならば、小沢氏が記者会見で示したように、もし企業献金だと認識していれば政党支部で受け取ればよかっただけの話で、危険を冒してわざわざ迂回献金を企てる必要性が見えてこないですよね?

また本文にも書きましたが、表の金ならば企業からの上乗せがあったとはいえ、それはキチンと会計上のルール=合法的に処理されているはず。つまり法的にも上乗せ分も個人の所属となっているはずだから、企業献金ということは法理論上ありないのではないか? 

そうなると、左の図で「企業献金の疑い」と大書した理由が見えてこないのですね。この理由を私は「恣意的」と勘ぐってしまったわけですけど、その理由の所在が報道か検察かはわかりませんが、ここは未だ腑に落ちないままです。

強制捜査に入るのであれば、裏金と小沢氏とのつながりをはっきり報道できる段階でもよかったのではないか? というよりも、そうすべきだったのではないか? 報道されている疑惑が仮に証明されたとしても、せいぜい略式起訴だという話もあります。確かに罪は罪ですが、略式起訴程度の話で次期総理と目されている人物の足元を直撃するか? 原則論としては次期総理であろうがなかろうが関係ないはずですが、そんな原則だけで組織が動くものでもないでしょう。つまり、「国策捜査」が疑われても仕方がない部分もあると思わざるをえないと感じます。

まあしかし、そうした疑問もすぐに解消されるでしょう。そうでなければ検察に批判が向くことになるでしょうからね。またそうした意味では、このエントリーはフライング気味だったろうと思います。

たぶん、

「ボーナスに上乗せして支払われた」ことにして
 社員一人ひとりが自分で払ったのではなく、会社が天引きしてたんでしょう。

 細かい手口はともかく、西松建設から小沢事務所に何千万のお金が渡ってたことに違いない。
「西松のやりかた」でいえば、当然、与党側がかぶる泥も大きいけれど、
これだけアソー内閣の支持がダウンしている段階では、
小泉のように
「自民党をぶっつぶす!」という「後継者」をたててチャラにする必殺技がある。

民主党で、「小沢をぶっつぶす」、なんていえるのは、前原みたいに、もっとタチの悪い奴しかいないから、
タイミングとしては

でも恣意性を感じました。

愚樵さま、こんばんは。
NHKの放送の同じ画像を見て、「間違う人が多いだろうなあ」と感じました。
アナウンサーの開口一番も「責任の取り方の質問がありましたね」という言葉でしたし、あの会見の時点での事実関係をしっかり見れば別の言葉もありえると思いました。
特に右の画像は強烈な矢印で「企業献金の疑い」とまで書かれており、あたかも西松建設と直結しているような印象を覚えます。(最後に大きく×印が入ったかと思います、これも印象に残ります)
さっそくNHKにはその旨を伝えました。見る人により印象が違うのが普通ですから「感想程度」で伝えましたけれど。(視覚言語の仕事をしておりますので)

それも、ちょっと違うかも

私も捜査当局でもなければ報道機関でもないので、推測の域を超えないですが、それでも、「これは考えにくい」という点を少し。

>けれど西松で問題なのは、外為法違反で作ったとされる裏金でしょう? その裏金があるからこそ地検特捜部も強制捜査に入ったはずなのですが、そこは全く出てこない。

外為法違反の件と今回の件は完全に別件です。外為法違反による裏金の件については、西松建設の元社長はすでに起訴されているので、よく言う「別件逮捕」ともまったく異なります。
従って、西松建設の元社長は「再逮捕」ということになるので、報道で愚樵さんが疑問を呈した点が起こるのがむしろ「当然」であり、もっといえば、愚樵さんが満足する報道がなされる方が「人権侵害」「国策捜査」と批判される状況になります。

>表の金の話ならば、小沢氏が記者会見で示したように、もし企業献金だと認識していれば政党支部で受け取ればよかっただけの話で、危険を冒してわざわざ迂回献金を企てる必要性が見えてこないですよね?

政治献金(=寄付)には、『総枠規制』と『個別規制』があり、そのいずれかに反する場合は禁止されています。
『総枠規制』とは、1個人や1企業が年間にできる政治献金の合計額の上限です。『個別規制』とは、1個人や1企業が、ひとつの政党や政治資金団体などに対して行う献金の上限のことです。

「総枠規制」は、個人が政党などに向けて行うものは年2000万円、個人が政治家個人に向けて行うものは年1000万円以内です。企業は出資額や経費、従業員数によって決まりますが、最高でも年1億円ですね。
「個別規制」は、政治家個人への企業団体献金は禁止です。個人は年150万円以内です。ただし、個人が政治家個人へ献金するときは、年1000万円以内という総枠規制がかかっていますから、複数の政治家に年150万円ずつ配ったとき、6人までしか寄付できないことになります。(7人目は100万円までしか寄付できません。)

例えば、年5000万円までの献金しか認められていない企業があるとしましょう。
その企業が「この人に1億円寄付したいな」と思ったとき、企業献金は5000万円までなので、残り5000万円をどうするか、という話になります。このとき、「献金に仕え」という意味でボーナスを上乗せして渡して、その役員たちが残りの5000万円を個人名義で寄付すると、「形式上では個人献金=合法」となります。
ただし、内実は紛れもなく企業献金です。これが「抜け道」となってしまいます。
なので、『危険を冒しての迂回献金』の必要性は、実は「ある」のです。

>そうなると、左の図で「企業献金の疑い」と大書した理由が見えてこないのですね。この理由を私は「恣意的」と勘ぐってしまったわけですけど、その理由の所在が報道か検察かはわかりませんが、ここは未だ腑に落ちないままです。

これは100%検察ですよ。(笑)
東京地検特捜部が発表した内容をそのまま伝えないと、恣意的な報道を超えて、完全に虚偽報道になってしまうじゃないですか。(しかもバレバレの)

>強制捜査に入るのであれば、裏金と小沢氏とのつながりをはっきり報道できる段階でもよかったのではないか? というよりも、そうすべきだったのではないか?

それは、東京地検特捜部が何を掴んでいるかによりけりですから、何とも言えません。

>報道されている疑惑が仮に証明されたとしても、せいぜい略式起訴だという話もあります。確かに罪は罪ですが、略式起訴程度の話で次期総理と目されている人物の足元を直撃するか?

確かに報道されている内容どおりであれば、逮捕するほどのことでもなかったと思います。なので、迂回献金に関しても、小沢代表の秘書が積極的に関与した疑いがあるのかも知れません。でも、これはしばらく様子見ですね。

今後のために申しておきますが、愚樵さんの自公政権への嫌悪・反権力意識・政権交代欲求は、度が過ぎます。
私は、元々政権交代を要望しているんですよ。たとえ自民党が政権政党として非の打ちどころがないとしても、政権与党が50年も変更されないことを危惧しないはずがありません。
そして、2005年の郵政選挙の結果をみて、前回の参院選の歴史的惨敗を歓迎しているのです。

だからこそ、自公政権を打倒したいと考える側こそ、もっと冷静に、できれば「自公政権の政策主張の正しさも認識できる」ぐらいの冷静さが欲しいと思います。
反動の大きさは期待の大きさの裏返しです。反動を招かない最大の方法は、期待する側についても批判的な思考を持ち、打倒する側についても肯定的な感情を抱くこと。愚樵さんぐらいに物事を考えることができる人が、率先してそうしたマインドになれば、愚樵さんが求める政治の実現が近づきます。

政治家側に詮索が出来る?

もし、わくわく44様が、この政治団体から寄付を受けたら、どこに記載しますか?
政治家側に、検察のような詮索が出来るのでしょうか?
この事件での秘書逮捕は公正さを欠くと思いませんか?
また、額の問題も、自民党は受け皿となる人が一杯だけど、民主党には党首にまとまってすることが効果的だ、と普通は考えますよね。
全体の額の比は、自民党側が多いし、刑事事件としては、金額は関係ないでしょう。
証拠も、自民党側は西松建設の住所を記載しているのだから、そちらの方が確実な証拠ともいえるのでは?
このことをテレビは一切報道しないことが、返って不自然に思えます。
ボード表示にも、他の自民党側への献金は出てこない、これも不自然です。
形式的な記載の違いでの逮捕は異常なことではないですか?
特捜も、小沢代表を贈収賄で有罪にするしか、今回の逮捕劇での正当性は無いと思います。
職務権限の無い野党の党首を贈収賄で有罪に出来るのでしょうか?
今後の展開に注目ですが、政治的には、与党の目的の半分以上は達成しているのかも知れません。
今後、ますますわくわく44様の言われているように、国民には冷静な判断が必要ですね。
マスゴミの汚染度調査も併せて出来そうです。

scotti様

>もし、わくわく44様が、この政治団体から寄付を受けたら、どこに記載しますか?
>政治家側に、検察のような詮索が出来るのでしょうか?

申し訳ないですが、質問の意味がわかりませんので、ご説明を願えませんか?

>この事件での秘書逮捕は公正さを欠くと思いませんか?

容疑事実の具体的な内容が明らかになっているわけじゃないので、今の段階では何とも言えないですね。

>また、額の問題も、自民党は受け皿となる人が一杯だけど、民主党には党首にまとまってすることが効果的だ、と普通は考えますよね。

考えません。自民と民主は、議員の選挙活動や支持基盤の性質がほぼ同じですから、政治献金の在り方もほとんど同じです。なので、政党で区別するのは適切ではないですね。

>全体の額の比は、自民党側が多いし、刑事事件としては、金額は関係ないでしょう。

前述と重複しますが、こうした献金というのは、ほとんど議員個人単位向けになされるケースが多いので、「自民党側が多い」かどうかは、考慮に入れる要素ではない、というのが正解となります。

>証拠も、自民党側は西松建設の住所を記載しているのだから、そちらの方が確実な証拠ともいえるのでは?
>このことをテレビは一切報道しないことが、返って不自然に思えます。

東京地検特捜部がどんな証拠をもとに逮捕したのかが、はっきりしませんから、「確実な証拠」という断定もできない状態ですね。おそらくマスコミも同じ状態なのでしょう。今の段階では、どんな分析も予測の域を超えませんから、報道する方が良識に反しているとしか言いようがないです。

>ボード表示にも、他の自民党側への献金は出てこない、これも不自然です。
>形式的な記載の違いでの逮捕は異常なことではないですか?

具体的な事実関係が明らかではないので、何とも言えません。ただ、形式的な不実記載での逮捕はありえないですから、何か別のものがあるのかも知れません。
自民党側への献金については、違法性がないのであれば、話が出てこなくても何ら不自然はないですよ。もし、今後発覚すれば、当然出てくるでしょう。

>特捜も、小沢代表を贈収賄で有罪にするしか、今回の逮捕劇での正当性は無いと思います。
>職務権限の無い野党の党首を贈収賄で有罪に出来るのでしょうか?

正確な事実関係をscotti様はご存じなのですか?
ご存じでないのでしたら、そういうことは軽々しく言うものではありませんよ。

>今後の展開に注目ですが、政治的には、与党の目的の半分以上は達成しているのかも知れません。

いや、それはないでしょう。
与党に対する政治不信は、この程度で覆るほど生易しいものではありませんし、第一、東京地検特捜部を動かすのは、自民党側にとっても諸刃の剣になりかねない。
下手に勘ぐると、かえって誤りをおかしますから、陰謀みたいな考えはやめておいた方がscotti様にとって得かと思います。

>今後、ますますわくわく44様の言われているように、国民には冷静な判断が必要ですね。
>マスゴミの汚染度調査も併せて出来そうです。

百歩譲って、これが与党や官僚の謀略だとしても、scotti様のような考えをする人の方が、政権与党側にとっておいしいんですよ。相手を貶めるわけですから、ブーメランになっては意味がなくなるわけで、謀略ならば、逆に自分たちが潔白でなければならない。scotti様のように勘ぐった揚句、「政権与党や官僚はシロじゃないか」という確証が高まれば高まるほど、民主に流れた支持が自公側に一気に流れるのです。反動というのはそういうもの。
つまり、もし、この事件が自民や公明の「謀略」であれば、scotti様は自民や公明に乗せられている状態にあるのであって、かえって危険です。

本当に政権交代を望むならば、あまり自民や公明の側を胡散臭くみないで、小沢一郎代表と小沢事務所、西松建設の三者だけで、この事件を見るべきです。

もう一度質問

この政治団体から献金を受けたのが、政治家であるわくわく44様だったらという架空の話です。
政治団体から提供されているのだから、個人の資金管理団体に記載するは普通ではないのかと思います。
そして、それ以上を、今の法律で、政治家に望むのは強引ではと思うのです。
謀略ではなくて、公正さを欠いた不当な捜査であると思います。
影響の大きさを考えても慎重であるべきだと考えます。
そして、与党議員も、全く同じ条件で、むしろ自民党側に状況証拠は最悪なのに、何故小沢秘書だけの思いは当然するでしょう。
それから、どうなっても私に損得はありません。

愚樵さん勝手にコメント荒らして御免なさい。

scotti様

>この政治団体から献金を受けたのが、政治家であるわくわく44様だったらという架空の話です。

私宛の献金ならば、私が指定する政治資金管理団体の政治資金収支報告書へ記載しますし、政党支部への献金ならば、政党支部の政治資金収支報告書に記載します。
これは法律で定められていることなので、私の意思とは関係なくやることですが・・・。

>政治団体から提供されているのだから、個人の資金管理団体に記載するは普通ではないのかと思います。
>そして、それ以上を、今の法律で、政治家に望むのは強引ではと思うのです。
>謀略ではなくて、公正さを欠いた不当な捜査であると思います。
>影響の大きさを考えても慎重であるべきだと考えます。

失礼ですが、scotti様は、大久保氏の逮捕容疑が何だかご存じですか?
1.西松建設OBが2つの政治団体をつくったという「建前」にしておいて、別々に1600万と500万に分けて小沢氏の政治資金管理団体に献金を行い、2.表向きはOBのサークル的な政治団体であるが、実際は西松建設がこのサークルを通じて献金を行う仕組みをつくっており、3.役員の賞与などについて、献金分を上乗せして支給して、上乗せ分を、この政治団体を通じて献金に供していた。

つまり、事実上は西松建設による企業献金であるにも関わらず、これを政治団体からの献金と偽ったわけですが、これが記載ミスとして認知されないのは、「献金分を報酬に上乗せして、その上乗せ分が献金されていた」という、違法性の認識が明白であったということが前提にあるのです。
大久保秘書がどこまで関与していたのかは、今の段階では不明ですが、東京地検特捜部が逮捕したからには、この仕組みに大久保氏が積極的に関与していた疑いが濃い、ということなんだろうと思います。ただし、私は捜査当局でもないので、推測の域を超えません。

ただ、scotti様に申し上げたいのは、公正さを欠いた不当捜査という思考を克服すべきだ、ということです。
事実関係がわかりませんので、scotti様のご指摘が正しい可能性も当然あります。

しかしながら、こうした事件で逮捕に踏み切るときは、内偵などを含めた裏付け捜査を行った上で、証拠を固めて行うのであって、自民党サイドの捜索や逮捕がないのは、違法献金への関与についての証拠がなく、大久保秘書には証拠があった、そういう話なんだろうと思います。
また、見落としてならないのは、今回の件での逮捕者には、西松建設の前社長も含まれています。そして、西松建設の前社長は、すでに裏金づくりの件で、外為法違反で『起訴』されているんです。
従って、今回の事件に関しては、「大久保秘書と西松建設前社長が結託して、故意に政治資金規正法違反を行った」ということのみでの容疑であり、捜査ですから、残念ながら現段階では、scotti様の思考は「不正」と断じざるを得ません。
ただし、今後はわかりません。もし、自民党サイドの人が関与したという証拠が出てくれば、そのときは、自民党サイドの人が捜索を受け、摘発されるでしょう。

>そして、与党議員も、全く同じ条件で、むしろ自民党側に状況証拠は最悪なのに、何故小沢秘書だけの思いは当然するでしょう。

献金の総額と献金を受けた政治家の数が多いということで、scotti様は「状況証拠は自民党側に最悪」だと感じているだけだと思います。
残念ながらscotti様の思考を「理解できる」と述べることは、それこそ公平性や公正性の観点からすれば、不可能です。本当に政権交代を望むのであれば、「今回の件もまた正当なものである」という感情を抱くことが肝要です。その上で「自民党側にもいるんじゃないのか?」と疑うこと。これならば、共感を得られる思考となるでしょう。

状況証拠

わくわく44様
自民党側の記載は、西松建設の住所が書かれているものもあるので、そちらのほうが認識は決定的な証拠があると思っています。
そして、秘書逮捕の件ですが、仮に違法性が立証されても、記載を訂正すれば合法なのです。
政党支部に記載していれば犯罪ではないんです。
それだけのことなんですが・・・
便宜供与で、贈収賄に発展するのであれば話は違ってきますが、そうでないと不公正な、不平等な、不当な逮捕ではないかと思っているのです。
まあ、わくわく様のご指摘どおり冷静に今後の展開を見る必要もありますね。反省します。

scotti様

>自民党側の記載は、西松建設の住所が書かれているものもあるので、そちらのほうが認識は決定的な証拠があると思っています。

本日、西松建設をめぐる自民党議員への疑惑がマスコミで出ましたよね。
こういう事件は、東京地検特捜部ですら、ものすごく慎重に時間をかけて証拠を集めて、時期を見て摘発するような代物ですから、報道に流されずに冷静にいた方がいいです。

ちなみに、「時期を見て」というのは、東京地検特捜部は、「政局に影響しない」という意味ですよ。
かつてホリエモンが逮捕されたときも、本当は2005年の秋あたりに摘発か、という話だったんです。ところが、総選挙にホリエモンが出馬したために、逮捕が延期された、という話もあるのです。

今回、小沢代表の秘書が逮捕されたのは、1.麻生首相が解散をする可能性が低い、2.補正予算が通過した、という、政局に影響が低いという判断を特捜部がしたためだろうと思います。

>そして、秘書逮捕の件ですが、仮に違法性が立証されても、記載を訂正すれば合法なのです。
>政党支部に記載していれば犯罪ではないんです。
>それだけのことなんですが・・・

確かに誤認によるミスならば、訂正さえすれば犯罪にはなりません。
しかし、違法な記載を「故意にした」というならば話は違ってきます。今回の摘発は、過失ではなく故意ということでの証拠が出てきたためなんだろうと考えます。
事実上は西松建設による企業献金であるにも関わらず、これを政治団体からの献金と偽ったわけですが、これが記載ミスとして認知されないのは、「献金分を報酬に上乗せして、その上乗せ分が献金されていた」という、違法性の認識が明白であったということが前提にあるのです。
『大久保秘書がどこまで関与していたのかは、今の段階では不明ですが、東京地検特捜部が逮捕したからには、この仕組みに大久保氏が積極的に関与していた疑いが濃い、ということなんだろうと思います。』と、言ってるじゃないですか・・・。

>便宜供与で、贈収賄に発展するのであれば話は違ってきますが、そうでないと不公正な、不平等な、不当な逮捕ではないかと思っているのです。

その「思い」は完全に捨ててください。
報道で知る限りにおいて、ですが、このケースは政治資金規正法第25条違反で、5年以下の禁固または100万円以下の罰金という、かなり重い罪です。
これを故意にした疑いがあるのですから、不公正でも不平等でも不当でもありません。公正かつ正当な逮捕です。

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