愚慫空論

総選挙は遅いほどよい?

いまさらながらだけれど、福田が総理を辞めた。(あ、敬称は略します)

で、後継者争いで、大騒ぎ。麻生を筆頭に、小池、石原、与謝野の名前が取りざたされる。野田の名前も一時挙がっていたな。あと、谷垣あたりはどうなんだろう?

...なんてことは、どうでもいいのだ。いや、確かに自民党の総裁が次の日本の内閣総理大臣になるのは間違いないのだから、どうでもいいわけはない。メディアが騒ぐのは当然といえば当然ではある。

が、それでも、どうでもいい。どうせ自民党から出る総理大臣だ。2人も続けて政権放り出し総理を輩出した政党から、3たび国民の審判を経ずして誕生する総理大臣である。3度目の正直? ならば過去2度の“過ち”に対する反省があっても良さそうだが、その気配もない。 きっと、「2度あることは3度ある」。


(この「2度あることは3度ある」のフレーズの提唱、志村さん経由で知りました。私も賛成。提唱者はコチラ


福田辞任に伴って、クローズアップされてくるのは、衆議院解散総選挙の時期。臨時国会冒頭での解散? とかなんとか騒がれているが...?

野党は当然、早期の解散を望んでいる。民主党は一刻も早く自民党を政権の座から引きずりおろして、自らが政権の座に着きたい。国民の多くも、民主党がよいとは言えないけれども、もはやどうしようもない自民党を消去した次の選択肢としての民主党という雰囲気だろうか。年金、医療、経済、それから拉致問題。自民党はブッ潰れずに、国民生活だけをブッ潰した政治に、もういい加減にしてくれと思っている人も多かろう。

が、しかし、だからといって早期解散がよいのか、というと少し疑問に思う。いや、私だって早く解散総選挙をして自民党が政権の座から去ることを望んではいる。いるけれども、実際問題、衆議院の任期満了以前に解散を行う権限は、自民党と公明党が握っていることを考えなければならない。彼らがその権限を行使するとき、それは彼らにとって都合のよいときではないのか? それが早期解散だとしたら、考えなければならないだろう。


福田が総理を辞任したのは、いろいろと憶測がなされているけれども、最終的には福田では自民党の総選挙大敗は免れることが出来なさそうだから、というのが一番の理由だろう。このタイミングでなくても、遅かれ早かれ福田は辞めていた。内閣支持率が挙がらないのだから、選挙に打って出られるはずがない。

自民党総裁選の空騒ぎは、国民の注目と期待を集めて自民党の支持を上げるのが狙いだろう。何のことはない、頭を挿げ替えて、目先を代えて、選挙民の目をくらまそうとしているだけではないのか? 地味で陰湿な感じの福田から、口は悪いが陽気な麻生へ。または華やか(?)な小池へ。さもなくば、フレッシュ(!)な石原へ。元が元だけに、誰が総理になってもイメージは悪くならない。もしかしたら福田の総理就任は、総選挙用の総理を選ぶための下準備だったのかもしれない。

こんな目くらましに国民が幻惑されて、一時的にでも自民党の支持率があがろうものなら、そのときは解散総選挙だろう。自分たちの都合しか考えていなさそうな政治家たちだ、自分たちの都合のよい選択をするに決まっている。そんな彼らが選挙を選択したなら、それは彼らが勝つ見込みを見出したときである。

そう考えるならば、早期に選挙が行われるのは考えものだ。それは状況が自公政権に有利になったことを示すからだ。望ましいのは、新しい総理総裁が誕生しても与党・内閣の支持率が上がらないことであろう。そうなると、新しい総理は解散に踏み切れない。解散に踏み切れないままに、野党の追及を受け、選挙のことだけ考えてひねり出された政策とやらにボロが出る。そして、ついに時間切れ。衆議院の任期は満了し、自公政権はなんら有利な状況を見出せないまま、総選挙に突入...。来年秋まで、もう一年このままで我慢するのは大変辛いが。

もっとも、民主党があまりにボロ勝ちしすぎて、小泉チルドレンならぬ小沢チルドレンのようなものが跋扈するようになっては目を当てられないが。そうならないためにも、選挙民はバランスある選択をすることが望まれるわけだが。

小選挙区は民主へ、比例は自民、公明、民主以外へ。

このあたりが適当な選択ではなかろうか。

コメント

選挙予想はしたくないが

今の状況だと、はっきり言って「わからない」というところですね。自民も民主も「積極的に投票する理由がない」状態です。ただ、ひとつ言えるのは、麻生総理総裁で戦っても、あれほどの議席になる可能性は極めて低いことでしょうか。
共産党が議席を増やす可能性はありますが、どこまで増やせるのか、となれば、正直言って未知数です。

比例で愚樵さんが「適切」と考えている政党が、選挙結果によってキャスティングボードを握ったとしたら、その政党はその次の総選挙で総崩れになりますね。

愚樵さんには申し訳ないが、これらの政党が掲げる政策は、国内経済と教育においては、混乱が起こっても落ち着くことができるので心配はありません。対米外交だけを考えるならば、それもひとつの方向性といえますから、これもなんとかクリアできると思います。

が、アジア太平洋を包括した安全保障と、EUを含めた外交において、日本は確実に孤立します。
これについて私に対して反論がある人もいますが、残念ですが、「枝葉の話」または「ユートピア」でしかなく、この程度でお茶を濁せるものではない、とあらかじめ言っておきます。

つまり、愚樵さんが支持を呼びかける政党も、本当に政権を握ったら舵を切り替えないといけなくなる、ということです。外国にとっては、政権担当政党が自民だろうが民主だろうが共産だろうが、それこそ「そんなの関係ねぇ!」ですからね。

ユートピア(笑)

私が期待しているのは、その「ユートピア」です。本当のところ。だから護憲派です。

けれどね、現在のような行き詰まった状況では「ユートピア」にもそれなりの効用があるとは思いませんか? いえ、歴史を眺めると、そうした「ユートピア」が威力を発揮する場面は必ず訪れる。これまでの歴史では、そうした場面では必ず大きな混乱が起こるのですが...。

ま、それはそれとして、現在の状況から現実的に考えますと、

>アジア太平洋を包括した安全保障と、EUを含めた外交において、日本は確実に孤立します。

>愚樵さんが支持を呼びかける政党も、本当に政権を握ったら舵を切り替えないといけなくなる、ということです。

のはいた仕方ないところでしょうね。ただ、舵を切り替えるにしても、せめて「面従背反」くらいの芸当は期待したいところですが。

 食糧危機

もし不測の事態が起きたとき、都会にすむ弱者の人たちの多くは、食料不足に陥り餓死する人が続出してくると予想します。この先5年で日本の自給率は40%~45%と農政局では言ってますが、それでも不安でない人は、日本国民の何%なものか、私のような何も知らない庶民が犠牲となるのです。いくらお金があっても、しょせん紙幣は、紙屑のようなものですから、なんとしても第一次産業に力を注がねばならないと思います。

不測の事態が起こったとき

都会に住む弱者には優先的に食料を回してあげたいですね。

農業を自由化しろと主張するような輩たちは、どうぜそうなったら日本にはいないでしょうし。

わくわくさんのコメント、一部削除

面従背反なら

サンフランシスコ平和条約なんて、まさにそうですよ。
吉田茂がマッカーサーの言いなりなんて、とんでもない。外交記録文書には秘書などのメモも公開されていますが、「再軍備をしたくない、仮にするにしても、できるだけ小さくしたい。」吉田に、「日本に西側諸国の防衛の一端を担わせる。アジア最大の工業国としての軍備を担え。」と考えるダレスとの間で、すごい駆け引きが展開されていますよ。

しかも、当時は日本は占領下ですからね。一般的な外交はすべてGHQが代行したり、あるいはGHQの許可なしにできなかったわけですから、非常に不利な状況で外交を展開しなければならなかったわけです。

そして、朝鮮戦争の勃発で、講和を急いだというのは「デマ」です。ポツダム宣言によれば、講和=米軍撤退ですから、米軍は講和を先延ばしにしたい。国務省は早く講和したい。この対立に楔を打ち、そしてマッカーサーを取り込んで「最小限の再軍備」で妥結させたのは、決して「言いなり」ではないことの証拠です。

――わくわくさんのコメント、ここまで――

あとはなぜ削除か、わかるでしょう? その前にいただいたコメントよりはおとなしくなってますけどね。昔のことをいつまでも引きずるのは、あんまりカッコよくない。

愚樵さん

カッコいい悪いではありません。
正当な評価をなされたかどうか。それだけが問題です。あのおバカを擁護する思考し、私への不当な批判を容認する思考は、不正でしかありません。

こういうことを許すから、「日本人に人権=豚に真珠」になるんです。

呪文は効かなかったか(笑)

「カッコイイ」「カッコワルイ」といった呪文がわくわくさんに効くはずはなかったか...

>正当な評価をなされたかどうか。それだけが問題です。

なぜ、私がわくわくさんへの批判を容認するのか? 理由は簡単。私にはそれが正当かどうか判断できないからです。

私はわくわくさんが勉強家であることは認めています。なのであなたの意見には耳を傾けます。しかし、耳を傾けるのは全面的に信用するのとは違います。

本来なら私はわくわくさんが提示する「事実」とやらの真実性を自分で確かめるべきなのかもしれません。かもしれませんが、そんなことをするつもりはありません。労力が惜しいからです。私の時間は有限であり、有効に使える時間は私自身の興味のあることに使いたい。なので、わくわくさんの意見の真実を確かめるために労力は割かない。また、そうであるからこそ、あなたの意見に耳を傾けるのです。真実かどうかは留保しておいて。

この「留保」ゆえに、私はあなたの意見の正当性を評価できない。しかし、この「留保」は私の正当な権利のはずです。私の時間は私の思うように使っていいはず。

私に理解できるのは、わくわくさんがどなたかを罵倒しているということです。その罵倒に正当な理由はあるのかもしれない。が、今述べたように、私は私の権利として、その正当性の判断を留保します。罵倒しているという私に理解できる事実のみを問題にします。

正当性の判断を留保する権利。自分の理解できる事実のみを問題にする権利。裁判官ならいざしらず、一般庶民にはこれらの権利は認められてよいと思うのですが?

 頭の悪いペテン師劇場

あのー、済みません。TVで見た5人の選挙ツアーを見るにつけ、あきれるよりも、笑ってしまいました。私にはなぜかお笑い芸人に見えてしまったのです。いやいや5人を乗せたバスツアーは、TVの報道の仕方が一段と笑を誘ってしまいました。日本人は人がいいのですねー。自民の支持率が上がるとは、そのうちジェトコースターyろしク急降下。総裁選では小池キャスターを推薦します。理由は何も知らないお飾りでも、どうでもいいからです。それと小泉をバックにしているせいか、規制緩和が、日本の経済に力を付けると、まことしやかにほざいてました。馬鹿か。自民の総裁にぴったりです。

麻生でいいと思いますよ

農婦さん

>総裁選では小池キャスターを推薦します

私は麻生でよいと思いますよ。その後の総選挙で否定されることを考えれば、一番害のありそうなのが選ばれればいい。あ、害がありそうというなら、石破も負けてないし...、まあ、結局誰でも言いという結論になるわけですね。

>私にはなぜかお笑い芸人に見えてしまったのです。

お笑い芸人なら麻生がピカイチ!

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://gushou.blog51.fc2.com/tb.php/166-ae0f5562

秋はとっても忙しいのに総選挙かい・・・

 ・お玉は記事に書きたいことをただ書きつづるコトしかできないので、コメント欄は皆さんにお任せ状態ですが、時々悩んでおります・・ 今...

自民党総裁選・・・うんざり!またお祭り騒ぎ目くらまし作戦か?

「自民党 総裁選」 で、Google検索したら・・・ 「 約 575,000 件」     いつも、ご訪問&応援をありがとうございます! よろしければ...

西山記者の敗訴確定、最高裁上告を棄却

沖縄返還協定に関する機密公電を外務事務官から入手し、国家公務員法違反罪で有罪が確定した元毎日新聞記者西山太吉さん(76)が、違法な起訴で名誉を傷つけられたとして国に損害賠償と謝罪を求めた訴訟で、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は9月2日、原告側の上告...

一つの党の総裁選に国民の”目”を奪われていいのか?

月曜の夜に国民を驚かした福田首相の突然の”投げ出し辞任”から、この3日間でまたまたお決まりの流れになってきた。辞任当日と翌日にはかけては、”こんな無責任な首相の辞め方でいいのか!!””与党自民党も2人の”投げ出し無責任”首相を連続して自分たちが 選んだ...

『あなたの暮らし、あなたの思い。すべて、僕にぶつけてください。国民の生活が第一。』では、民主党の方針に反対することも含めてぶつけさせていただきます。

民主党の現代表、小沢一郎氏が無投票で3選になりました。小沢氏は立候補の届け出と同時に次の新政権の基本政策案を発表しました。 ●民...

 | HOME | 

 
プロフィール

愚慫

Author:愚慫
“愚樵”改め“愚慫”と名乗ることにしました。

「空論」は相変わらずです (^_^)

      

最近の記事+コメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

QRコード
QRコード