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愚慫空論

『サピエンス全史』その23~征服の精神構造

『その22』はこちら (^o^)っ リンク

 


ヨーロッパの帝国主義は、それまでの歴史で行われた諸帝国のどの事業も完全に異なっていた。それ以前の帝国における探求者は、自分はすでにこの世界を理解していると考えがちだった。征服とは単に自分たちの世界観を利用し、それを広めることだった。一例を挙げると、アラビア人は、自分たちにとって何か未知なものを発見するためにエジプトやスペインやインドを征服したわけではなかった。ローマ人やモンゴル人やアステカ族は、知識ではなく、富と権力を求めて新天地を貪欲に征服した。それとは対照的に、ヨーロッパの帝国主義者は、新たな領土とともに新たな知識を獲得することを望み、遠く離れた土地を目指して海へ乗り出していった。

このような考え方をした探検家はジェイムズ・クックが最初ではなかった。15世紀と16世紀のポルトガルやスペインの航海者は、すでにそのような思考をしていた。




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“愚樵”改め“愚慫”と名乗ることにしました。

「空論」は相変わらずです (^_^)

      

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