愚慫空論

4年に一度の誕生祝い?

今日は2月29日。4年に一度の日だ。

今朝、現場に向かう車の中で、今日生まれた人は4年に一度しか歳をとらない、なんてバカ話をしていた。おそらくは誰もが一度は子供の頃にしたであろう、愚にもつかないバカ話。そんな子供がするような話がいい大人たちの会話のネタになるなんて、私もその中の一員でありながら呆れてはいるのだが、それが結構面白かったりするから困る。

そんな大人たちを“いい大人”と言ってよいのかどうかは、甚だ疑問だが。

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健全な虚構

もう一週間も前に報道された記事だけれど、気になっていたので取り上げてみる。

性器映る写真集「わいせつでない」 最高裁判決
2008年2月19日(火)11:09    * 朝日新聞

 米国の写真家、ロバート・メイプルソープ氏(故人)の写真集について「男性器のアップの写真などが含まれており、わいせつ物にあたる」と輸入を禁じたのは違法だとして、出版元の社長が禁止処分の取り消しなどを国に求めた訴訟の上告審判決が19日あった。最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は「写真集は芸術的観点で構成されており、全体としてみれば社会通念に照らして風俗を害さない」とわいせつ性を否定。請求を退けた二審・東京高裁判決を破棄し、輸入禁止処分を取り消した。

 同じ作品を含む同氏の別の写真集について、最高裁は99年に「わいせつ物にあたる」として輸入禁止処分は妥当と判断していた。今回の判断には、わいせつをめぐる社会の価値観が変化したことが影響しているとみられる。

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人情豊かな社会

一週間ほど前、玲奈姉さんから、懐かしいエントリーのTBをいただきました。「世界愛人主義宣言」

改めて拝読してみました。また、玲奈姉さんのエントリーで紹介されている華氏さんのエントリーも読み直してみました。

「愛に関するメモ――「愛国心」に興味はない」
「愛国心」お客さまのコメント・番外――愛「人」主義に乾杯

これらを読み直して、しばらく考え込んでしまいました。その結果が当エントリーですが、結果といっても途中経過でしかありません。

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友人との会話

『たかじんのそこまで言って委員会』を見ながら(腹立つけど、見てしまうんですよね、この番組)。

道路特定財源の暫定税率廃止の是非を巡る、民主党菅直人と宮崎県東国原知事のバトルについてガヤガヤとやっていた。道路特定財源廃止論の管氏に、道路整備が遅れているとする知事は、“道路整備についての具体的な対案を出せ”と反論していた。要するに、“どこからカネを出すんだ?”ってことでしょうね。

愚樵 「そんなのイージス艦を売っぱらえばエエ。中国なら高値で買ってくれるヤロ。宮崎県に高速道路を作るくらいのカネはできるデ。」

友人「ゲラゲラゲラ。そりゃあ、中国は高く買うやろナ。カネ持ちやシ。けど、後、どうなるか知らんデェ。」

もちろん、冗談ですよ、冗談。

でも、自分のモノを他人に売ったからって、どうなるというのだろう? だれか教えて!

建国記念の日とバレンタインデー

そういえば昨日はバレンタインデーだった。

昔、バレンタインデーは嫌な日だった。この日に女性から贈られることになっているチョコレートになど、縁がなかったからである。

もう少し正確に記述しようか。実を言うと、まったく縁がなかったわけではない。さほど望んでいなかったチョコレート(義理チョコってやつ)には若干だが縁がないわけではなかった。だが望んでいたほうにはまったく縁はなかった。ミジメダッタ。クヤシカッタ。望んでいないチョコが、その悔しさを余計にかきたてた。だからバレンタインデーは嫌な日だった。

バレンタインデーの3日前、2月11日は建国記念の日。こちらのほうは、昔はわりと好きな日だった。

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アメとムチ

本日放映されたNHK・クローズアップ現代。「国vs自治体 基地と補助金をめぐる攻防」。

基地の“代償”として国から自治体に交付される補助金。在日アメリカ軍の再編計画で決まった空母艦載機の移転を拒否する岩国市に対して、国は今年度の補助金35億円を凍結した。その予算措置をめぐって追い込まれた市では、10日、市長選が行われた。その結果、空母艦載機の受け入れ容認の姿勢を示した候補が僅差で当選、しかし市民の間にできた溝は深まっている。沖縄でも、これまで再編計画に反対していた自治体が、一転して受け入れを表明する事態が相次いでいる。関係者のメモや証言から、国が、補助金という"アメとムチ"を背景に、地元への説得工作を続けていたことが明らかになった。基地と補助金をめぐって、国と自治体の間で、いま何が起きているのか。各地の混乱と、攻防の舞台裏に迫る。(「クローズアップ現代」HPより)

放映された番組の一部を拾い上げてみる。

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沖縄県警にエール

またもや沖縄で発生した破廉恥な事件。いや、まだ「発生した」と断定するのは早い。容疑者は逮捕されたが、まだあくまで容疑者なのだから。

報道によると容疑者はいまだ容疑を否認しているということであり、事件の全容が明らかになったわけでもなさそうだが、アメリカ海兵隊に所属するという容疑者が、沖縄県警によって身柄を確保されているという点は大きい。もし、米兵が基地内に逃げ込んでいたと思うと、ゾッとする。


今回の事件、沖縄県警が迅速に容疑者の身柄を押さえたことには大きな手柄であると思う。理不尽な地位協定に現場の警察官の方々はこれまでさぞ悔しい思いを重ねてきただろうが、今回は違う。普天間基地移設問題にも大きな影響があると言われているが、これも日本側で容疑者の身柄を押さえられたということが大きいのではなかろうか(素人考えだが)。

被害に遭われた方には掛けるべき言葉もないが、沖縄県警には賞賛のエールを送りたい。そして、非道な事件を無くすためのさらなる尽力に期待したい。

平和のために市民をやめる

眠り猫さんから頂いたTB『平和のために私たちに何ができるか』へコメントをしようとしたが、コメントにしては長くなりすぎると考えて新たなエントリーとすることにした。

幸い、日本は平和憲法のおかげと、前の大戦でひどい目にあった教訓から、軍事偏重路線は取ってこなかったので、戦争に巻き込まれずに済んだが、最近の軍拡、海外派兵の流れには、危険なものを感じる。

 では、日本を含めた、世界の平和のために、私たち市民に何ができるだろうか?

平和のために市民は何ができるのか? この問いに対して回答しようと思った私の答えは「市民をやめること」。

この答えに「何を訳のわからないことを言うんだ!」 と怒りを覚える方もおられるかもしれない。まあ、以前から愚樵空論を読んでいただいている極小数の方々にはいつものことと納得していただけると思うが(笑)。

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不調和を解決する力

炊き立てご飯の香り。炊飯器の蓋を開けると、湯気と同時に立ち上る。一人当たりのコメの消費量が昔と比べてずいぶん減っているとはいえ、日本人ならば誰もがこの香りに食欲を掻き立てられるだろう。けれど、これは米食を主体とする者たちに限ったことで、欧米人などには異臭にしか感じられないというのはよく知られた話。科学的に分析してみれば、炊き立てご飯の香りは硫化水素の匂い。硫化水素は有毒な気体であり、時に人を死に至らしめる。この事実を持って【硫化水素→危険】ゆえに【炊き立てご飯の香り→異臭】という論理を組み立てることは容易で欧米人はそれに賛同するだろうが、その異臭に食欲を感じてしまう日本人にとってはなかなか納得しがたい。そんな論理は短絡的だ! と、どうしても言いたくなる。

風味にまつわる異文化間の行き違いの話の種はそれこそ尽きることがないほどにあるだろうが、面白いことに、慣れてしまうとそうした“クサイ”食べ物ほど病み付きになってしまう。万人に受け入れられるクセのないものは食べ易いが、飽きるのも早い。もちろん、クセがない上に飽きのこない究極の、もしくは至高の食材や料理もあるのだろうけど、そうしたものはたいていお値段が高い。

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コーヒーの味と抽象概念

今、PCのキーボードを叩いている私の傍らにはマグカップが置かれている。カップの中に入っているのはコーヒー。もちろん、粉末にお湯を注けば出来上がりのもの。インスタントコーヒーは、私の相棒である。

喫茶店なんかに入って、インスタントでないコーヒーを飲むのも好きだ。好き、とはいっても実現できるのは、月に1度あるかないか。そんな数少ない機会に注文するのは、エスプレッソのようなニガ~イやつ。当然、砂糖・ミルクは入れない。ああ、そうそう、時々買い出しに出かける街にダッチコーヒーを淹れてくれる店があって、そのコーヒーが今一番の好み。飲むことが出来るのは、年に3回くらいかな?

本当は、コーヒーなんてものは気軽に飲むべきものではないことは知っている。それは、コーヒーが健康に良くないからでも日本人だからお茶を飲むべきだからでもなく、私達が気軽に飲んでいるコーヒーは多国籍企業に搾取されたコーヒー豆生産国の人たちの犠牲の上に成り立っている事実があるからなのだけれども、そうしたオツムでの理解とは裏腹に、私の胃袋はコーヒーを要求し、常にその要求が通る。つまりはオツムより胃袋のほうが重いという情けない話。

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愚慫

Author:愚慫
“愚樵”改め“愚慫”と名乗ることにしました。

「空論」は相変わらずです (^_^)

      

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